南ダブリンの新しいサイエントロジー教会とコミュニティー・センターは、サイエントロジーが支援するプログラムを提供し、ダブリンおよびアイルランドの全コミュニティーを強化するために、市民活動やイベントの拠点としての機能を果たします。
2017年10月、過去60年で最悪のハリケーンという悪天候に脅かされながらも、雲間に広がる青い空と太陽が、ダブリンの新しいサイエントロジー教会とコミュニティー・センターのオープンを祝いました。
正面玄関の前の丘で子供たちが戯れる中、オープニングのリボンがカットされ、1,200人以上の支援者と地元の人々が教会とコミュニティー・センターへと流れ、伝統音楽とダンスによってアイルランド語と文化遺産を祝う大講堂へと進んでいきました。地元の公務員たちは、コミュニティーがこの施設に期待できることを賞賛しました。
落成式の司会を務めるミスキャベッジ氏は、「今日、我々の創立者であるL. ロン ハバードが愛した土地、そして彼が、たとえ気候がそうでなかったとしても、素晴らしく暖かいと表現した人々を称え、その誓いを現実のものにします。 そして、それでは足りないのなら、あなたのイェーツ氏の言葉を引用するのを許してください。『幾度も人はふたつの永遠の間を生き、そして死にゆく……そして古代アイルランドはそれを知り尽くしていた。』」
ミスキャベッジ氏は、その知識の贈り物が丁重に世界に与えられ、それは、新しい教会とコミュニティー・センターが象徴する協調と社会奉仕の精神を示している、と指摘しています。
この施設は、サイエントロジー支援プログラムを提供し、ダブリンおよびアイルランドの全コミュニティーを強化するために、市民活動やイベントの拠点としての機能を果たします。 ミスキャベッジ氏は、「アイルランドは、ダブリンのサイエントロジー教会およびコミュニティー・センターと協力体制にあるのですから、自らの目標が非常に近づいたと感じるでしょう」と語っています。
ダブリンは、約1,200年前に前哨基地として置かれました。ここは、アイルランドでも貧乏のどん底に近い生活を送る職人たちの小さな村です。 その後、何世紀にもわたって、ダブリンは戦争、火災、飢きんなどの破壊をたびたび受けてきました。 しかし、この都市が繰り返し再建されたことは、ダブリンの人々の誇りを示しています。 ダブリンとその人々は、ユーモアのセンス、物語を紡く力、そして決意を持って今日を生きる精神を保っています。
その精神は、豊穣な10月の午後、教会がダブリンの象徴的なメリオン広場に国務オフィスを置いた日から12ヵ月後のこの日、落成式においてはっきりと認められました。 その間、国務オフィスからの人道支援を目的とした、薬物防止、読み書き能力、人権、青少年に関する活動を通して、毎日何十万もの生徒や教師、また市民にまでリーチしています。 新しい教会とコミュニティー・センターはこれらの活動を拡大していきます。
新しい教会の体制は、ダブリンにおける教会の長い歴史の中でも最新のもので、オリジナルは、誰もがより効率の良く働き、暮らしていくことができるようにとハバード氏が開発したプログラム、個人の能力を高めるコースにさかのぼります。 1956年、彼はメリオン広場にあるオフィスでこれらの技術を開発しました。そのオフィスは、アイルランドの作家、劇作家、詩人、オスカー・ワイルドの住まいであった歴史的な建造物から、数件だけ離れたところに位置しています。
ダブリンの街での薬物乱用や中毒という社会悪に最前線で取り組み、20年の経験を持つ、ダブリン郊外、タラの反薬物運動家、ニコラ・キーティング女史は、教会後援の「真実を知ってください:薬物」キャンペーンが真に必要であると聴衆に伝えています。
「アイルランドは美しい国ですが、 残念ながら私たちは、薬物の蔓延に苦しんでいます。 人口の54パーセントに薬物乱用が広がり、こういった中毒者たちは魂を置き去りにしてダブリンの街をさまよっています。
けれども、皆さんの薬物のない世界のプログラムは、人々に率直に語り掛け、誰の心にも響きます。 皆さんは薬物中毒者、ホームレス、危険にさらされている若者、移民の家族など、あらゆる背景を持つアイルランド人に手を差し伸べてきました。 実際、これを強調しなければなりません。皆さんはすでに50万人以上のアイルランドの人々に『真実を知ってください:薬物』をもたらしました。」
アイルランドにL. ロン ハバードの哲学と見識をもたらしている教会の決意を語るフィリップ・カミングス氏(アイルランドの作家、詩人、言語学者)は、アイルランドの現地の言葉への翻訳作業によって、教会がすでに国家の文化や歴史を尊重していることを示している、と語ります。「アイルランド語自体について考えてみましょう。このプロジェクトへのあなた方の献身、そしてこのプロジェクトへの参加の機会を与えられた翻訳者チームが一丸となってこれらの教材を翻訳することにより、将来これらは実際に読まれることになります。つまり、あなた方は実践的な形で、アイルランド語の使用を促していることになるのです。
私たちの先駆的な政治指導者で詩人のひとりであるパトリック・ピアースは、こう言いました。『Tír gan teanga, tír gan anam.』(アイルランド語) 「言語のない国は、魂のない国だ」という意味です。 ですから気付かずに、意図せずして行ったことかもしれませんが、今日、皆さんが達成しつつあることは、実際に、そして実質的に、アイルランドの魂を生かし続けるようにすることなのです。
アイルランドにおけるサイエントロジー宗教の拡張は、ハバード氏の長年の目標であり、これは最終的にミスキャベッジ氏の指導のもとで実現しました。 彼はオープニングでそれを象徴するように、こう語っています。
「永遠なるアイルランド、卓越したアイルランドへ。 あなたは文学を500年間生かし続けました。 あなたはアメリカを築き、おそらくはそれを見付け出しもしました。 あなたは、人類の平等と、尊厳の不在の中で尊厳を持って生きる道を教えました。 そして、あなたがいる場所で、美しさほど、貴重なものはないと教えてくれました。 それゆえに、このダブリンの新しいサイエントロジー教会とコミュニティー・センターのオープンし、あなたとともにいることを私たちは誇りに思います。」
アイルランドからの歓迎
地元の高官は、サイエントロジーをダブリンに迎え、友好と精神を称えます。
人権に関するアイルランドの遺産を守る
この島には人権の歴史の深い泉があります。 西暦697年、戦争の非戦闘員を守る法がここで通過しました。 それは「無実の人の法」と呼ばれ、 人間の歴史において初の人権法制定と考えられています。 しかし、私の歴史はそこまではさかのぼりません。 私は、アイルランドの人権に関する長い遺産を守ることが、私の義務と名誉であると考えています。 そして私には今日、国家が人権を再び最重要視するように努めている、皆さんという誠実なパートナーがいます! 少年少女たちが『私もやりたい』と教育プログラムに参加し、いじめ対策を組み合わせたワークショップの中で、皆さんの人権小冊子を受け取っています。 実際、南はコークから西はリマリック、ゴールウェー、さらには東はダブリンまで、48名のボランティアがこのプログラムを使っています。 教育者キットを脇に抱え、彼らはセミナーや講演を行い、向かった先の至る所で人権の種をまいています。 そして、3,000人近い生徒がプログラムを卒業し、どんどん人権軍をつくっているのです! この国にいるすべての子供たちが、自分たちの権利を教える小冊子を引き出しの中に持っていれば、私たちは、違いを見、そして感じるでしょう。 あなたは家庭に、そしてアイルランドの夕食のテーブルに人権をもたらしています。」
薬物との戦いにおいて変化を起こす
「アイルランドは美しい国ですが、残念ながら私たちは、薬物の蔓延に苦しんでいます。 人口の54パーセントに薬物乱用が広がり、こういった中毒者たちは魂を置き去りにしてダブリンの街をさまよっています。 でも、私はこの薬物との戦いにおいて変化を起こす者がいると確信しています。それは薬物のない世界のための財団です! 皆さんの薬物のない世界のプログラムは、人々に率直に語り掛け、誰の心にも響きます。 皆さんは薬物中毒者、ホームレス、危険にさらされている若者、移民の家族など、あらゆる背景を持つアイルランド人に手を差し伸べてきました。 実際、これを強調しなければなりません。皆さんはすでに50万人以上のアイルランドの人々に「真実を知ってください:薬物」をもたらしました。 ですから、私たちは初めて、長い間必要としてきた教育を受けているのです。このサイエントロジー教会はそれを支援するチームです。 それは、南ダブリンのあらゆるコミュニティーで、人々の人生が書き換えられる、ということを意味しています。」
アイルランドの魂を生かし続ける助け
皆さんの創設者の作品をアイルランド語に翻訳するという話を最初に聞いた時、その作品の範囲と細やかさに感銘を受けました。 皆さんの翻訳プロジェクトはサイエントロジー教会と、この言語そのものにとって、非常に重要です。 教会にとっては、アイルランドでの努力を実らせるという誓いが、形になって表れたようなものです。 それは「私たちはこの島を理解しており、根を下ろすためにここにいます」という教会からの明確なメッセージなのです。 皆さんは非常に歓迎されています。 アイルランド語自体について考えてみましょう。このプロジェクトへのあなた方の献身、そしてこのプロジェクトへの参加の機会を与えられた翻訳者チームが一丸となってこれらの教材を翻訳することにより、将来これらは実際に読まれることになります。つまり、あなた方は実践的な形で、アイルランド語の使用を促していることになるのです。 私たちの先駆的な政治指導者で詩人のひとりであるパトリック・ピアースは、こう言いました。『Tír gan teanga, tír gan anam.』(アイルランド語) 「言語のない国は、魂のない国だ」という意味です。 ですから気付かずに、意図せずして行ったことかもしれませんが、今日、皆さんが達成しつつあることは、実際に、そして実質的に、アイルランドの魂を生かし続けるようにすることなのです。